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好きな小説家は渡辺淳一です、ナッツ(@nuts612)です。

『失楽園』読みましたか? 読んでない?
性描写がいい感じの書籍なので、ぜひ。それにしても、これが当時『日経新聞』の連載だったは、すごいなぁ。

さて、渡辺淳一師匠みたいな小説家になるにはどうすればいいか。最近ぼくが読んだ本や記事から学んだ “小説家になるための7つの習慣” を備忘録としてまとめていきます。

 

小説家になるために身に付けたい7つの習慣

小説家になるには

 

1. 同じ本をボロボロになるまで読み込む

「作家になりたい!」と思ったキッカケは人それぞれかと思いますが、恐らく本を読むのが好きな方が多いのではないでしょうか。いろいろな本を読んで、たくさん影響を受けて、「自分もこんな本を書けるようになりたい!」そう思っているはず。

しかし、作家になるためには、たくさんの本を読むだけではいけません。

ユダヤ人大富豪の教え』などの著者として有名な本田健さんと、名編集者であり作家でもある櫻井秀勲さんの書籍『作家になれる人、なれない人』には、こう書かれています。

(作家になりたい人に対して)
あなたの本棚には、ボロボロになった本が何冊あるか

一冊の本を何度も読み込み、一行一行に込められた空気感をどれだけ吸収してきたかが大事なんですね。僕も『失楽園』を何度も何度も読み込もうと思います。

2. 好きな作家の文章を写経する

ボロボロになるまで本を読み込むのと合わせて行いたいのが、写経。
写経とはお経を書き写すことをいいますが、同様に好きな作家の小説を書き写すのです。さきほどご紹介した櫻井さんいわく、作家の10人に9人は必ず写経を行っているそう。

作家によっても、句読点の位置、漢字の数、改行の箇所と、文体がまったく異なりますよね。そういった1つ1つは、なんとなく読んでいて気づいても、いざ書き写してみると「おっ、ここでこういう表現するんだ」「あっ、ここで改行入れるんだ」と文体の細かい気付きが得られます。

いい作品の文章を写経することで、いい文章の書き方がわかりますので、ぜひ日々の習慣として取り入れてみましょう。

3. 目の前の人の視点を持つ

小説家になるには

文章を書く上で大切なのは、「伝えたいことが読者にちゃんと届くか」ということ。独りよがりの文章は、誰の心にも届かず、誰も読んでくれる人はいません。誰かに読んでもらいたいのであれば、読者に届く文章を書きましょう。

読者に届く文章、それは読者視点を持てるかどうかが鍵になってきます。
そこで本田健さんは ”テーブルに10人の人が席についていたとしたら、その10人の感情を理解するトレーニング” を心がけていたそうです。
また、小説には老若男女、様々な人物が登場しますよね。そういった人物を描くためにも、日々様々な人物を観察し、その人の視点を持つ習慣を身につけましょう。

4. 日常で目にするものから「好きなもの」「嫌いなもの」を書き留める

人の感情をしっかりと観察する――それだけではいい文章は書けません。
たとえば「赤色」といっても、人によっては血の赤色を想像するかもしれないですし、フェラーリの赤色を想像するかもしれない。

アメリカの伝説的な演技教師、ステラ・アドラーはこう語ります。

「物事を具体的に見るということは、見るものに対して反応するということ」
「世界はあなたの目の前にある。それを、取り入れなさい」

参考:魂の演技レッスン22

いままでなんとなく歩いていた道、ボォーと乗っていた電車、そんな日常にも様々なものがあふれています。そんな日常から「この赤は好き」「嫌い」という自らの感情を書き留めていきましょう。そしてその理由も書き留めていきます。
日々目にするものに、 ”具体的に” 反応していくのです。机に向かって書いているときだけが、修行ではありません。毎日生きている1秒1秒が小説家への道なんですね。





 


5. 専門分野を持つ

これも櫻井さんがおっしゃっていたことですが、作家というものは「数年閉じこもっていても書くことに困らない」のだそう。それだけ引き出しがあるということです。

引き出しとは「専門性」のこと。
お金の専門家、映画の専門家、車の専門家……なにかしらの分野で専門性を深めていきましょう。そして、1つだけではなく、複数の分野を人生をかけて専門性を深めていくのです。

6. 30分でもいいから毎日書く

言葉を生み出す職業といえば、ラッパーもそうですよね。フリースタイル、つまり即興で言葉を生み出す現場をみたら、マジで感動ものです。
KREVAなどのインタビューが載っている『ラップのことば2』を読んだのですが、これは小説家志望の人にもオススメの書籍。

その中で、サラリーマン出身のラッパー、KEN THE 390さんのインタビューもあったのですが、彼はサラリーマン時代も毎日リリックをつくっていたそうです。
なぜなら、朝起きて仕事行って帰って寝てしまったら、1日が ”サラリーマン” で終わってしまうから。30分でも “職業・ラッパー” としての時間をつくること。これは同じ物書きとして、ぜひ習慣として取り入れたい考えですね。

黒澤明監督も、どんなに酒を飲んで帰っても脚本を毎日書いていたと言われています。1日1枚原稿用紙を書けば、1年で365枚。1冊の小説を出版できる分量を書けます。1日のなかで、 ”小説家” としての時間をつくりましょう。

7. 公募を探して準備をする

「作家になりたい」「文章が好きだ」
そんな風に思うのであれば、作家としての狼煙をあげましょう。

小説家になる方法はいろいろあると思いますが、まずは公募に出してみるというのも1つの手段。探せば、結構いろんな公募があるんですよね。公募はどれも〆切がありますから、なんとなく文章を書いて練習する、というのではなく、公募〆切に向けて1つ作品を仕上げてみましょう。

小説、文学賞、推理小説、短編、長編、現在、募集中
公募新人賞一覧(締切順)−小説総合情報サイト さっかつ−

というか賞金50万円とか100万円とか、手にしたい……!

おわりに

すぐに小説家として成功するとは限りませんが、何もしないより、まず一歩踏み出してみることって大切じゃないですか。『自称・小説家』でもいいんです。

アドラー先生のありがたいお言葉をご紹介します。

足を踏み入れたことがない領域にチャレンジする時は、自分が知っている物事の範囲より外側にあることを考える必要がある

“日常” から抜けだして小説家になろうとしているわけですから、昨日とは違う行動を始めましょう。毎日、「昨日の自分よりも成長している」と胸をはれる行動をとりましょう。

自分の人生なのだから、他力本願せず、自ら切り開いていかないと。
と、自分自身に言い聞かせて終わりにしたいと思います。最後までお付き合いありがとうございました。




 

参考書籍

 

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